ラーバン里山農業大学校予備課程が開講
●2001年8月5日朝9時から千葉ニュータウン滝野ラーバンファームにて開講した。
酷暑続きの今年の夏には珍しく涼しい朝、センター広場のぶどう棚の下で千葉県印旛農業改良普及センター指導員OBの吉野旭講師を囲んで、熱心な受講者8名で講義と実技指導が行われた。

第1時限:土壌についての講義とクワの使い方教室
水耕栽培と大地上での栽培の違いから始まり、必須栄養素、砂地・粘土質土壌と水の管理、堆肥の役割と使い方、雑草、微生物、昆虫、小動物等の対策等、土壌に関係する各分野の知識を、作物も一植物として、そこでの生存競争の視点から体系的な講義がなされた。
この講義でいわゆる農薬派、無農薬派の対立も、総合的な視野の中で考えることが出来、経済作物としての収量ときれいさをどれだけ求めるのかによって、化学肥料と農薬・除草剤を相当量使う農業と、完全無農薬の有機栽培までの幅のなかでの位置が決まることが示された。
言い換えれば、作物を周囲の動植物等との生存競争に勝ち残らせる手段として、人間は化学肥料と農薬・除草剤を使って来たが、原点に返って考えれば、生命力の強い原種に近い品種の作物を選んで作れば、生存競争に勝ち残る可能性が高いわけだ。
RCNは先日の総会において、このラーバン里山農業大学校の取り組み方として、無農薬・有機栽培の方向を目指すことが確認したが、そのための発想の整理が吉野講師の総論の中で整理された訳だ。
講義終了後、受講者からも「部分部分の話ではなくて、作物づくり全体を総合的に見るお話しを聞くことが出来て、とても良かった」との声が強かった。

講義の後、見本園で土壌の硬さ柔らかさ等による、クワの種類と使い分けの説明を受けた後、見本園で実技の模範が示された。吉野講師から「クワは土を切るように使うものだが、土をたたいている方をよく見受ける」との言葉で頭を掻く方の姿も見受けられた。

第2時限:シイタケホダ木の組替えと雑木林の下草刈り
10時40分〜12時10分は滝野地区の反対側に広がる雑木林のなかで、この2月に菌を打ち込んで伏せ込み養生してあったシイタケのホダ木を、林の中に立てかける形に並べる組替え作業と、雑木林の下草刈りを体験した。
ラーバン里山農業大学校受講者に加えて、2月からの「里山でシイタケを育てる会」の方々も加わり、約30名で無事組替え作業を体験した。
ちょうど夏場のこの時期に下草を刈ることが、雑木林の維持管理にはとても効果的とのことで、約2000平方メートルをきれいに刈り込み、林間に涼しい風が吹き抜けるようになった。
終了後、有志でバーベキューを行った。

・次回は8月19日(日)に具体的な課題として、秋野菜の作り方教室を行います。
※なお今回都合が合わず参加されなかった方の途中参加も歓迎いたします。

ブドウ棚の下での講義風景

吉野講師

後ろは滝野ラーバンファーム管理小屋

渡したタケに沿ってホダ木を並べる

太いホダ木にも菌が打ち込まれている


ヒラタケも同時に伏せこんだ

ヤマウドを見つけた

下枝を落とす

 お問い合わせはEメールで 
ボタン
インデックス
ボタン
活動について
Rurban News
報告とご案内
ボタン
定款等
Forum
掲示板