NPO法人ラーバン千葉ネットワーク


2016年度活動報告


平成28年度特定非営利活動に係る事業報告書

特定非営利活動法人ラーバン千葉ネットワーク

1.事業の成果

1969年に開始された千葉ニュータウン事業も2011年秋に最後の街区として印西牧の原駅周辺地域が街びらきしたことや新たな商業施設の開設によって周辺地域に開発の手が入り、それまで残されていた広大な草原が造成され、多くの緑が失われた状態になっている。
また、ニュータウン指定区域外においてもミニ開発により農地の宅地化が進むなど私たちの活動の理念である「田園と都市とが支えあうまちづくり」の重要性を改めて認識している。すなわち千葉ニュータウンという都市機能とそこに住む人々、隣接する歴史ある農業地域とそこにある自然・文化・伝統とその地域に住む人々の共生によって、この地域の独自性が生まれるという考え方である。
田園と都市を結び付けることによって、お互いの理解が生まれ、田園地帯の保全が継続できることが、この地域の理想のまちづくりであろう。
2014年度から開始した花王みんなの森づくりの助成金が本年度で終了した。3年間継続の助成金により、今後の私たちの活動の基本的な型が定着したことは今年度の収穫といえよう。
まず、印西市から委託されている「草深の森の整備」は、私たちの基本的な活動に位置付けられ、また活動資金の確保にも役立っている。
草深の森において今期は、千葉県森林インストラクターの方々とのコラボレーションにより、従来手探りで行ってきた森の整備において残すべき植物を場所や整備時期も含めて確定できた。整備の際、伐採した木を使ってテーブルや椅子を作ったり、整備した森で開催する「植物観察会」も好評である。
「森の音楽会」は、その音楽性もあり、森での恒例行事として情報誌が記事にすることを希望するようになった。おかげで毎年300人を超える観客が訪れるくらいに安定したイベントとなった。活動には、近隣の高花地域の住民たちの協力も定着した。
これらのことは、印西市が森の整備を一般の除草事業者に委託するとできない私たちの活動ならではの付加価値を生み出している。
また、「森の音楽会」は、絶好の活動PRの場になっており「里山ウォーク」や「里山スクール」「写真教室」への参加を呼び掛け、その参加者が「RCNサポータ−」や「会員」になるという好循環を生んでいる。
昨年の刈り払い機に続けて、チェーンソーの免許講習を開催できたことも、今後草深の森の整備やその他の里山斜面林の整備にも力を発揮しそうである。本年度は、さまざまな意味で私たちの基礎体力をつけ、それを保持する力ができたことを実感できる一年であった。
関係各位におかれましては、今後とも私達の活動により一層のご支援をいただきますようお願い申し上げます。

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3.2016年度貸借対照表 ←クリックでpdfファイルが開きます。